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♠books 『LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略』

LIFE SHIFT

今日は「LIFE SHIFT」をご紹介いたします。

私はこのブログを始めたのも、この「LIFE SHIFT」を読んでたことがひとつのきっかけになっています。かなりメジャーな本でご存知の方が多いと思いましたが、やっぱり最初はこの本のご紹介から。

この本をまだ読んでいない方は、これからの働き方の道標となると思いますので、ぜひ一度、手にとってみてください。 またタイトルからは少し年配向けの感じもしますが、実は学生さんや若手社員に読んでいただきたい本です。

今からでも決して遅くありません、必読書です!

人生100年の時代

人生100年といってもなんとなくピンときませんよね。でも、この数十年の間に平均寿命はぐっと伸びているんですね。そう考えると、平均寿命が100歳を超えていく時代もすぐにやってくるかもしれません。

また、私たちの祖父母、父母の時代にくらべて、今の中高年は若くなっている感じがしませんか?

ちなみに、サザエさんに出てくる磯野波平さんの年齢って、いくつかご存知ですか?

答え:54歳です!

ちなみに、本木雅弘(モックン)さんも今年(2020年)54歳なんですよね!!

      磯野波平(54歳)           本木雅弘(54歳)    

サザエさんの連載は1946年です。戦後まもなくということもあったと思いますが、日本人男性の平均寿命は約50歳。波平さんは働いていましたが、平均寿命の時期を迎えていたことになります。

そう考えると、昔と今の定年年齢を延長するのは、当然のことだと思います。

終身雇用の崩壊

このLIFE SHIFTにでてくる人生のステージは以下の図のとおりです。

今までは、学校→就職→定年の3ステージでした。

しかし、これからは、マルチステージになると言っています。

このようになるかはさておき、考え方はとても納得できるものです。

私も大学時代はまったく勉強していませんでしたが、社会人になって仕事を行うようになってから、大学であらてめて勉強をしたいと思ったことが多々ありました。それは学生時代には無い、ビジネスにおいて緊張感とリアリティを経験したからだと思います。

これからの時代は変化が激しく、たいへん将来の予測が難しい時代になります。そんな世の中では、時代に合わせて学びなおしをしていくことも、当然の流れになってくると思います。

自分探しをして、自分で事業をやってみて、いくつかの仕事やボランティアを兼業ですすめる。これが時代の変化に対応できる生き方なのかもしれません。

まとめ

「就社」という言葉がありますが、今までは終身雇用制度によって職に就くのではなく、会社に就くという考え方が主流でした。終身雇用は日本独自のある意味ユニークな、人生設計がしやすい安定的な制度でした。

これからは、さすがに終身雇用は無いでしょう。

安定雇用を求めているみなさん、諦めましょう!!

これからの働き方は、

1 自分が何がしたいのかを探す

2 そして自分でやってみる

3 働きながら、次のスキル・経験を習得する

繰り返すということです。

そう考えると、終身雇用制度よりマルチステージの働き方は、なんか楽しそうでワクワクする感じがします!

これから私はエクスプローラーフェーズで自分探しをします!