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今の若手社員は、
・責任感がない
・消極的
・気がきかない
・打たれ弱い
なんてことを、よく耳にしますが、本当にそうだとすればそれは先輩社員や上司の責任です。
さて、そのような若手社員をこれからどう育成すべきか悩んでいる方も多いと思います。
そこで、今回はたった一つの人材育成方法とは?について述べたいと思います。
結論から言いますと、「部下には旅(経験)をさせろ!」ということです。
以前、ある上司と飲んでいたときに、部下マネジメントについて言われた内容に、とても共感しましたので、ご紹介したいと思います。
私
今、チームで一緒に仕事をしている若手社員のA君は、どうも仕事の理解が足りなくて・・。
上司
ちょっと質問するが、君がそのA君と同じ年齢のころ、君とA君はどちらがたくさんの業務経験をしていたと思うか?
私
当時の私のほうがたくさんの業務の経験をしていたと思います。
上司
そうであれば、そのA君は君以上には成長はしないよ。
A君の成長を期待するなら、A君には君が経験してきた以上の経験をさせなさい。人材育成にとって経験に勝るものはないよ。失敗も含めてたくさん経験させること!
A君の成長を期待するなら、A君には君が経験してきた以上の経験をさせなさい。人材育成にとって経験に勝るものはないよ。失敗も含めてたくさん経験させること!
今思えば、私は自分がやりたい仕事を自分がやりたいようにやってきました。
幸い上司も放置(笑)してくれていた結果、かなりの権限移譲がなされていたのだと思います。
また、そのころの上司は正直頼りなかったので(笑)、自分のことはなんでも自分でやっていました。大変なことも多々ありましたが、確かにビジネススキルはとてもついたと思います。
究極の人材育成方法とは?
「若い子には旅(経験)をさせろ!」
私は部下を持つようになった新任マネージャーには、この話をするようにしています。
上司の仕事は、部下に責任と権限を与え、たくさんの業務経験をさせることです。そして、もし部下が失敗したときには、しっかりとフォローする責任があるのです。
いかがでしたでしょうか?
次回はこれに関連して、権限移譲(Empowerment)について解説したいと思います。
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